お母さんにとって娘は初孫の存在。
特別な存在に違いない。
抱っこしているとき優しさのオーラがすごく出ていました。
あのオーラはきっと、
「多くの経験をし壁を乗り越えて来たからこそ出てくるもの」
だと思っています。
一週間、嫁のお母さんにはホントにお世話になりました。
「ありがとうございました。」
いよいよです。家族3人で暮らす生活がスタートしました。
これからは今まで以上に「多くの不安」を抱え「多くの幸せ」を
感じながら暮らすことになります。
まずは一ヶ月が山となります。
まだ赤ちゃんは極端に免疫力が弱いため「極力外出禁止」と
言われているからです。
また嫁も体力も十分回復していないためです。
やることは山ほど!
でも最初に感じたのは「おしっこ・うんち」の排出物の
処置の大変さ。
娘は何もわからない。
やさしく丁寧に、かつ素早くおむつを交換しなくてはと
心がけていたがどう考えても、ぎこちなく時間が掛かって
いた。
母乳・ミルクしか飲んでいないので、やわらかめで独特のニオイだ。
始めはこんなやわらかくていいのか?
って思ったがそれが普通らしい
部屋いっぱいに広がるニオイ。
はじめは、仕方ないと分かっていたけどなかなか慣れれなかった。
しかし回数を重ねていくうちに自然と慣れてきてあまり気にならなくなった
同時に「ニオイ」の大切さも感じることができた。
「ニオイ」が無ければ出したかどうかすら、わからないからだ。
例えを一つ言いますとプロパンガスは無臭であるがワザとニオイをつけている。
「危険を知らせるため」だ。
と言うことは「人間は人間から学んでいると言うことになる」
そして泣き声。
これはかなり貴重な「信号」である。
なぜ泣いているかわからない事は多かったが「何かあるかも」と
思わせてくれる。
「お腹空いた、不安、痛い、かなしい、うれしい」色々な感情を
感じたときに、
涙が出てきたり声がでたりする。
2話でも語ったが、これがまさに今の自分にとってあたり前のことが
娘にはあたり前のようにできない状況の一例となる。
さて、子どもを育てたことがない人でも知っている子育ての大変さ
「夜泣き」を
初経験したので紹介することにします。
就寝中、突然泣き出す娘。
夜泣きは大変と昔から聞いていたが現実と向き合った時、
これが夜泣きなんだと感じた。
不快な状況だから泣くとは思っていたが、なぜ泣いているのかわたしには
わからい事も多かった。
大抵場合はお腹が空いたか、寝付けない状況だったと思う。
お腹が空いているときは、母乳かミルクをあげればすやすや眠る娘。
寝付けないだろうと思うときは抱っこして廊下をひたすら歩くと眠る娘。
嫁とわたしは、毎日毎日交互交互に対処してきた。
と言っても、嫁の方が断然娘の面倒を見てくれいてた。
さすがに、嫁の目と姿勢をみたら疲れが溜まっているのが直ぐに
わかった。
わたしには仕事があるから嫁も随分と我慢して頑張ってくれていた。
ほんとありがとうの言葉しか思いつかなかった。そして感謝する
しかなかった。
ただ、数か月先のことを考えれば比較的楽だった事に気づかされた。
その一つに娘の泣き声がまだ「小さい」と言うことがあったのだ。
そしてついに一ヶ月が経った。
初めての事をたくさん経験できた。
その度々、何度わたしは両親のことを思い出していたことか
今のわたしがいるということは、両親は同じ経験をしてきたこととなる。
そして同じような辛い経験をして育ててくれたことになる。
それはみな同じである。どう考えても一人で生きていけないのだから
また親の存在の「偉大さ」をあらためて感じることとなった。